通信制 探究活動の取り組み

自ら問い、学ぶ力を育む「自由研究」
〜興味を社会の課題に結びつけ、主体的に探究する〜

本校では「総合的な探究の時間」を「自由研究」と称し、生徒一人ひとりが自らの興味・関心を起点に課題を発見し、解決する力を養っています。

年間計画
全4回のレポート提出を通じて、スモールステップで探究を深めていきます。

・4月〜6月:探究テーマの作成と計画立案
  自らの興味から「大テーマ」と「小テーマ」を決定し、1年間の見通しを立てます。
  第1回レポート提出(6月)
・7月〜8月:調査・分析の開始
  選んだ手法(調べ学習または行動変容型学習)に基づき、必要な資料収集や準備を行います。
  第2回レポート提出(8月)
・9月〜11月:探究の深化と実践
  中間分析を行い、課題解決に向けた具体的な取り組みを推進します。
  第3回レポート提出(11月)
・12月〜1月:まとめと振り返り
  1年間の成果を総括し、主体的変容を記述します。
  第4回レポート提出(1月)

 

水戸南高等学校通信制総探全体計画.pdf

自由研究の進め方
生徒は以下の4ステップを通じて、論理的な思考力と実行力を身につけます。

自由研究の進め方

レポートの例(趣味の世界)
IT技術への興味を実社会のデータ分析に繋げた探究の例を紹介します。

 

    テーマ: 「機械学習とその活用について」


探究のプロセス:


       初期: 生成AIの仕組みを理解するため、データ分析の手法である「機械学習」の習得を目標に設定。


       中期: Pythonを用いてプログラミングを行い、航空乗客数の時系列データをグラフ化。トレンドや季節性を分析。


       後期: 数理モデルを用いて将来の予測を実行。実際のデータと比較し、精度の高い予測に成功。


 1年間の総括: 「知識が完全でなくても、ある程度扱える機械学習の利便性を実感した」と振り返り、

       今後はより高度なAIモデル(Transformer等)の理解に繋げたいという次なる意欲を示しました。

 

外部連携・評価について
生徒は所属する職場等を通じて多様な他者と協働し、学外の知見を研究に反映させています。評価においては、課題設定の背景や自己の考察、および粘り強い取り組みの過程を重視しています。