校長挨拶

 

                               茨城県立水戸南高等学校長  西野守郎

 

  今年度、茨城県立水戸南高等学校に赴任いたしました西野守郎

 (にしのもりお)です。


  水戸南高校は、生徒一人一人のニーズやスタイルを尊重する、

 とても特徴のある学校です。本校では、自由な校風の中で自分を

 正直に表現できる、学校本来の楽しさを日々感じることができる

 学校であるといえるでしょう。


 学校の創立は、働きながら高校を卒業しようとする人々のために、昭和46年に県立水戸

第二高等学校と県立水戸商業高等学校の定時制、県立水戸第一高等学校の通信制から移行

され、定時制・通信制の独立高校として発足しました。平成3年には、定時制に単位制が

導入され、夜間制に加え昼間制が設置されました。令和2年には、創立50周年を迎え今日

に至っています。


 現代社会は、日々技術が進歩し人間を取り巻く環境が急速に変化する時代です。そのよ

うな社会で生きていくためには、通常学習する知識や技能だけでなく、思考力や判断力、

コミュニケーション能力などを身につける必要があります。また、職業も多様化し、個人

の個性や社会の多様性を重視する時代へと変化しています。水戸南高校では、社会で自立

していく人間を育てるために、教科による学習だけでなく、ソーシャルスキルの習得やコ

ミュニケーション能力の育成を図る様々な取り組みをしています。


 卒業するためには4年間学ぶことが基本ですが、自分のペースで学ぶことができ、3年

間で卒業している生徒もいます。自分の高校生活を自分に合った環境で、これからの人生

糧となる学びと経験を水戸南高で過ごしてみませんか。皆さんのおいでをお待ちしてお

ります。